2009年05月28日

「その時歴史が動いた」

大学で、OBの松平定知氏(アナウンサー)の講演に行ってきました。
松平氏といえば、「その時歴史が動いた」ですよ。
今回は「『その時歴史が動いた』を9年間担当して」というテーマで話を聞けました。

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会場は、前列にご年配のOB・OGまで聴講に訪れ、
立ち見も出るほどでした。

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印象に残っているのは・・・
◎「何とかして視聴者に伝えたい」という情熱。
番組1本あたり100日間かけて作っていたそうです。
それも初回は2か月で制作し、1か月は徹底的に議論。
そこには、専門家の視聴にも耐えうるクオリティという信念があったとか。
視聴率も大事ではあるけれども、そればかりに執着せず、
信念を守り、質の高い内容で、番組の信用を築いていく。
一人でも多くの人に見てもらいたい気持ちで。
論拠を明確にして発言する、実証主義で、
視聴率よりも、視聴者からの信用、質の高い番組制作への魂を大切にしていたのだとか。
これぞNHKだからこそできる、番組作り。
NHKだからこそ、クオリティに徹底的にこだわった番組づくりをしなければいけないと感じた。

◎本当の歴史
かつて歴史嫌いな人が多かった。
けれども、それは年号とデキゴトの無機な暗記に拠るもの。
これは歴史ではない。
1人の人間のドラマが、歴史。
そういった意味での「歴史」が「その時歴史が動いた」の内容なのだとか。
確かに、ただの年号暗記は全く面白くないけれども、
三国志などのストーリーは楽しい。

◎先週よりもっと感動させたいんだ!という情熱
先日、別のアナウンサーの方とお話する機会があったのだけれど、
アナウンサーに大切なのは、「人を楽しませること」とおっしゃっていた。
それとリンクするところがあると感じた。
視聴者に、楽しんでいただく。充実した気持ちになってほしい。
その気持ちがなければ、テレビマンには必要不可欠なのだと感じた。

◎何よりの褒め言葉
<「その時歴史が動いた」を見て、歴史を勉強したいと思った。>
番組を観たことがキッカケで、観た人が何かに目覚める、興味を持つことが、
作っている側には最高に嬉しい。
番組が、観ている人の人生の何らかの良いキッカケになれば、
相当なやり甲斐を感じられるだろうなぁ。
posted by ごろー at 01:20| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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